2014年9月28日、金陵晩報は「韓国サッカーはなぜ強いのか」を分析する記事を掲載した。

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韓国ではAFC U−16選手権で活躍した“韓国のメッシ”ことFWイ・スンウ（バルセロナ）をはじめとして、若く有能な選手が多数存在する。記事では、そんな韓国サッカーの強さの秘密を3つのポイントを挙げて紹介している。

◆基礎がしっかりしている

韓国では1983年のプロリーグ発足以来、サッカーは最も人気のあるスポーツとなっており、街のあちこちにサッカー場が設置されている。韓国のサッカー記者は「韓国のサッカー人気はすごい。これは代表チームの成績に大きく関係する。韓国サッカー協会は昨年、新たに今後20年間でサッカー人口を1000万人に拡大する計画を打ち出している」と話す。

◆システムがしっかりしている

韓国サッカー協会は、選手育成のためにしっかりとしたシステムを構築している。韓国スポーツ界は1980年代から実技だけでなく知識を学ばせる取り組みを行っている。仁川アジア大会に出場している選手の80％は大学在学中、もしくは卒業生だ。仁川大学体育学部の教授は「どんなに将来が嘱望されていても、（学校の）カリキュラムを修了しなければ次のステップでサッカーをすることはできない」と話す。

◆管理がしっかりしている

韓国ではスポーツ振興宝くじの収益の半分が、青少年サッカーの運営・発展のために使われる。このほか、韓国サッカー協会は定期的にコーチング、マネジメント、産業などに関するスクールを開き、サッカーに関わる各種の人材の育成を行っている。代表チームの合宿に若手選手が帯同することもある。また、Kリーグのクラブの多くが青少年のためのスクールを開き、サッカーが好きな子どもが無料で参加できる環境を整えている。（翻訳・編集/TK）