炭素排出量の多い山東省、炭素販売量が累計1億3300万トンに―中国

人民網日本語版    2025年2月18日(火) 6時30分

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山東省の炭素販売量が累計1億3300万トンに上った。写真は同省青島市。

山東省生態環境庁の徐本亮(シュー・ベンリアン)チーフエンジニアは山東省政府の11日の記者会見で、「中国のエネルギー消費および炭素排出量の多い山東省では2024年末現在、計323の主要排出事業者が全国炭素市場の取引に参加している。炭素排出枠の累計購入量は1億100万トン、取引額は58億3200万元(約6億4000万円)。累計販売量は1億3300万トン、取引額は84億7200万元(約1694億4000万円)。取引量と取引額は共に中国1位となった」と説明した。中国新聞網が伝えた。

炭素削減を中核課題に据え、山東省は新エネルギーと再生可能エネルギーの発展に力を入れ、「二多」(エネルギー消費量が多い・炭素排出量が多い)プロジェクトの炭素排出削減・代替を革新的に実施した。同省は24年末までに累計100件の「二多」建設プロジェクトを審査し、削減・代替措置により炭素排出量を約1000万トン削減した。

山東省は気候変動に対応するため、島嶼国との協力・交流を深めている。「国際ゼロカーボンアイランドアライアンス」の設立を提案し、「長島国際ゼロカーボンアイランド」の構築を進めている。 煙台市の李金濤(リー・ジンタオ)副市長は、「長島国際ゼロカーボンアイランドの建設は全域における車両管理、新エネルギー路線バスの運行、クリーン暖房供給の代替、生活ごみの分別および汚水処理のカバーを実現している。南山アルミ業や頓漢布什などの企業は『ゼロカーボンアイランド』協力の新たな可能性を積極的に探り、インドネシアやマレーシアでの投資・事業拡大を進めている」と明らかにした。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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