CRI online 2025年2月10日(月) 9時20分
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第9回アジア冬季競技大会が7日夜、中国黒竜江省ハルビン市で開幕した。中
第9回アジア冬季競技大会(ハルビン冬季アジア大会)が7日夜、中国黒竜江省ハルビン市で開幕した。中国が北京冬季五輪に続いて再び開催する重大な国際総合ウインタースポーツの祭典で、34カ国・地域の選手約1270人が出場し、参加国・地域の数と出場選手の数はいずれも過去最多だ。
世界で最大の面積と最多の人口を擁する大陸であるアジアは、過去50年間で急速な経済成長を遂げ、世界経済成長への貢献が最大の地域となっている。世界は今、「百年の変局」を迎え、地政学による競争が激化し、一国主義と保護主義が深刻化している。アジアの未来の発展は活力に満ちている一方で挑戦にも直面している。こうした中、「氷雪の夢を共に、アジアの心を一つに」をテーマとするハルビン冬季アジア大会には重要な現実的意義があり、アジアの人々の平和・発展・団結に対する共通の願望と追求を背負っている。
現下、240時間トランジットビザ(通過査証)免除政策の実施に伴い、「氷雪の約束」がますます多くの外国人観光客を吸引し、世界の旅行市場に新たなエネルギーを注ぎ込んでいる。今年の春節期間にハルビンを訪れた観光客は延べ1215万人で、旅行消費額は190億元(約3990億円)を突破した。中国の氷雪経済の総規模は2030年までに1兆5000億元(約31兆5000億円)に達すると見込まれている。
今回の冬季アジア大会はまた、アジアの文明間の交流と学び合いを促すプラットフォームにもなっている。中国の旧暦新年とちょうど重なり、ハルビンの街中のあちらこちらでは、大会マスコットの「浜浜(ビンビン)」「妮妮(ニーニー)」と氷の灯籠や彫刻が引き立て合い、中国文化の奥深さと多種多彩さを映し出している。市内で開催されている氷雪大世界の会場に林立する中国の天壇やマレーシアのペトロナスツインタワー、シンガポールのマーライオンなどアジアのランドマークの氷の彫刻は、アジア文化の多種多彩さを物語っている。
ハルビンは中国の現代ウインタースポーツの発祥地であり、氷雪文化と氷雪経済は質の高い発展の新たなエネルギーと対外開放の新たな紐帯(ちゅうたい)となっている。ハルビン冬季アジア大会の開催は、ウインタースポーツの発展に新たな力を与え、47億のアジア人の団結を促し、世界経済を温め、「限りない前進」というアジア・オリンピック評議会(OCA)の標語を実践するものであり、この意味において、中国からオリンピックスポーツと世界へのもう一つの新春の贈り物だ。(提供/CRI)
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