2025年2月7日、韓国・JTBCは、「SNSで広告を見てズワイガニの通信販売に申し込んだところ、詐欺に遭った」という男性の被害ケースを報じた。

6日放送のJTBCの時事番組「事件班長」によると、男性は約1カ月前に広告を見て、妻のためにズワイガニの身（脚20本分）を4万9900ウォン（約5250円）で購入した。1カ月待たされた末に、冷蔵・冷凍便ではない通常便でやけに軽い箱が届き、中には広告で紹介していたような女性モデルの顔ほどの大きさのカニの身ではなく、手のひらほどの大きさのカニかまぼこ20本が入っていたという。

男性は「以前にもSNSの広告を見てハンディクリーナーや靴を購入したことがあるが、全て中国から送られ、どれもまともな商品ではなかった」「今回は食品だったので余計に困惑した」と話している。返品払い戻しの手続きを取るのも煩わしく諦めたが、視聴者に誇大広告にだまされないよう注意喚起するために、番組に情報提供したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「食べ物も着る物も中国の物は信じてはいけない。絶対に避けるべき」「返品が面倒だという心理を利用してこういう商売をしてるんだよ」「本物のカニカマならまだよかったね。中国からなら、食感と匂いだけはそれらしく作ったゴムのかたまりが送られてきてもおかしくない」「SNSの広告を見て注文する人がいるということに驚く」「こんなもの（広告）を信じる人がいるのか…」「2回もしくじってるのにまた購入するなんて、考えが足りない」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/麻江）