台湾メディアのFTNN新聞網は4日、旅行先の日本で死去した女優のバービィー・スー（徐熙媛）さんについて、遺骨は6日に台湾に戻るとの情報があることを伝えた。

台湾ドラマ「流星花園～花より男子～」のヒロイン役などで知られるバービィー・スーさんをめぐっては、3日に「新年（旧正月）の期間、私たち家族は日本へ旅行に来ていました。しかし、最愛の心優しい姉・熙媛がインフルエンザによる肺炎を患い、不幸にも私たちのもとを去ってしまいました」という家族のメッセージが妹でタレントのシュー・シーディー（徐熙［女弟］）さんのマネージャーによって発表された。

FTNN新聞網によると、バービィー・スーさんの遺骨は夫のク・ジュンヨプさん、シュー・シーディーさんと共に6日に台湾に戻るとの情報がある。

また、姉妹を人気者に育てた著名プロデューサーのワン・ウェイジョン（王偉忠）氏は3日午後に姉妹の母親に代わって声明を発表し、バービィー・スーさんの死に家族は皆、悲しみに暮れており、寄せられる電話に対応できないこと、経緯を説明できないことへの謝罪がつづられていた。母親は同時に、メディアに向けてバービィー・スーさんの願いをかなえるのを手伝ってほしいと表明。「バービィー・スーさんが台湾に戻った時に追いかけるのはやめてほしい」という訴えで、これはバービィー・スーさんがずっと願い続けてきたことだという。（翻訳・編集/野谷）