2025年1月29日、韓国・毎日経済は「名節（お盆・正月）の休みを利用して海外へ行く韓国人旅行客の間で最も人気の高い旅行先は2年連続で日本だった」と報じた。

野党「共に民主党」のチョン・ヨンギ議員が仁川国際空港公社から入手した仁川空港の最近5年間（20～24年）のお盆・正月旅客実績資料によると、24年の名節（お盆・正月）の旅客実績1位、2位は大阪、東京だった。23年のお盆休みも旅行客が最も多く訪れたのは大阪と東京で、福岡が3位にランクインした。23年の正月休みは大阪と東京がそれぞれ1位、3位となり、2位はタイ・バンコクだった。

日本が名節の海外旅行先として好まれるようになったのはここ数年のことで、22年の旅客実績1位は米国・ロサンゼルス（正月）とタイ・バンコク（お盆）だった。20年と21年はベトナム・ダナンとフィリピン・マニラが人気の旅行先だった。22年までは北米、欧州などさまざまな旅行先がトップ10に入っていたが、23年からはアジアの国がトップ10を占めるようになったという。

韓国のネットユーザーからは「旅行は日本が最高。何度行っても飽きないよ」「旅行は安くて安全で親切で清潔なところに行きたい。これを満たすのは日本だけ」「日本を敵対視せず、見習おう。韓国も日本のようにたくさんの旅行客に来てもらえるように」「韓国が日本から学ぶべきこと。人が本当に親切で、サービス精神が最高なところ」などの声が上がっている。

また、「韓国人は反米・反日を叫びながらアイフォーンを使い、日本旅行に行く」「ついこの間までノージャパン（日本製品不買運動）で盛り上がっていたのに、プライドはないの？」「ノージャパンに参加していた人たちは日本政府の方で入国禁止にしてほしい」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）