中国DeepSeekの登場に韓国議員が苦言「韓国に未来はない」=ネットも賛同「この国が心配」

Record Korea    2025年1月30日(木) 6時0分

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28日、韓国メディア・毎日経済によると、与党「国民の力」の安哲秀議員が「未来産業の中核となる人工知能(AI)で後れを取れば、韓国に未来はない」と懸念を示した。

2025年1月28日、韓国メディア・毎日経済によると、中国の生成AI(人工知能)スタートアップ、DeepSeek(ディープシーク)が低予算で「Chat GPT」クラスの性能を備える新モデルを発表したことを受け世界のAI業界がざわつく中、与党「国民の力」の安哲秀(アン・チョルス)議員が「未来産業の中核となるAIで後れを取れば、韓国に未来はない」と懸念を示した。

安議員は自身のSNSに「世界が未来のために銃声のない戦争をし、光の速さで前へ進んでいる今、韓国は二つに分裂して政争を繰り広げ、むしろ競争から遠のいていることが嘆かわしい」と投稿した。

また、「DeepSeekは600万ドル(約9億3340万円)に満たない費用でオープンAIの最新モデルに迫るものを作った」「米国の巨大AI企業に中国のスタートアップが追い付いたことは衝撃にほかならない」と評し、「グローバルAI3強入りを目標としてきた我々としては、本当に恐ろしいことだ」「既にAI分野では米中の2強と残りの1カ国という構図になっており、格差がさらに拡大すれば3位になったとしても大きな意味はなくなるかもしれない」と述べたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「そのとおり。今のままでは本当に沈鬱(ちんうつ)。この国が心配だ」「危機感を持たなければいけない。我々の税金で無意味な政争をせず、科学技術に投資してもらいたい」「この国は朝鮮時代から党、派閥争いばかりしていている為政者のせいで発展できていない」など、賛同する声が多数寄せられている。

また、「この人はやっぱり、そこいらの政治家とはレベルが違う」「安氏以外、この国の発展に関心を寄せている政治家は皆無だ」「安氏を大統領に推すべきだ」「大統領になってこの危機を乗り越えて」など、次の大統領にと期待するコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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