2025年1月27日、韓国・聯合ニュースによると、観光のために来日した韓国籍の10代の少年が大阪府内で女子高校生にわいせつな行為をした疑いで逮捕されたことを受け、韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大学の徐ギョン徳（ソ・ギョンドク）教授が「国の恥」と怒りをあらわにした。

徐教授は同日、自身のSNSに「今回の事件は日本でも大きな批判を浴びている」とし、「韓国に強制送還されたら、同様のことが二度と起きないよう見せしめのために厳しく処罰しなければならない」と書き込んだ。

また「今年は旧正月連休が長く、多くの人が海外旅行に出かけている」とし、「観光地にハングルで落書きしない、酒に酔って路上で暴れないなどの基本的なマナーを守り、韓国のイメージを失墜させないよう徹底して注意してほしい」と呼び掛けた。

19日に友人2人と日本に入国した韓国籍の少年（18）は、バス停に座っていた女子高校生に突然背後から抱きつき、体を触るなどのわいせつな行為をした疑いで24日に逮捕された。

警察は防犯カメラの映像から、今月下旬に発生した同事件の犯人が現場近くのホテルに宿泊している少年とみて、ホテルから出てきたところを任意同行し身柄を確保した。少年は容疑を認めている。警察は少年が犯行前日の夜にも30代の女性に同様の犯行をした疑いがあるとみて捜査を続けているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「本当に恥ずかしいことをした。反対に日本人男性が韓国の女性に同じことをしたら韓国の世論はどうなるだろうと考えると、本当に国の恥さらしだ」「日本では韓国人留学生のハンマー殴打事件が起きたばかりなのに、またこんな事件が（泣）。日本人の韓国人に対するイメージがかなり悪化したのでは？」などの声が上がっている。

また「強制追放せず、日本の刑務所に送ってほしい」「日本の刑務所で罪を償い、戻ってきてさらに韓国でも処罰を受けてほしい」「人は変わらないから、帰国させる必要はない。どうせ韓国に戻っても、もっと残忍な罪を犯し、裁判官が執行猶予を付けて釈放するだけ」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）