Record China 2025年1月24日(金) 8時0分
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台湾・ミラーメディアは22日、「まもなく年越し、中国人観光客が日本に押し寄せる現象が再び?日本の業者は揉み手で中国人客によるビジネスチャンスを迎える」と題する記事を掲載した。
記事は、「来週は春節(旧正月)が到来し、中国人が長期休暇を取って海外旅行に出かける絶好のタイミングだ」と指摘。旅先として中国人に人気の日本では、観光業者が「中国人客需要」に目を付け、積極的に中国人向けの宣伝を展開していると伝えた。
その上で、2024年に訪日した中国人観光客は約700万人に上り、日本での消費額は1兆7335億円と全体の21.3%を占めてトップだったことに言及し、「日本の多くの大手企業や観光業界は、春節期間中の中国人観光客の消費に大いに期待している」と述べた。
また、日本の報道を基に、来日する中国人観光客の多くが「中国版インスタグラム」とも呼ばれる写真や動画中心のSNS・小紅書(RED)の影響を大きく受けていると説明。小紅書の投稿を参考に自身が訪れる観光地や飲食店を決めており、小紅書は彼らにとって必須のガイドブック的な存在になっているとした。
さらに、関西の報道番組を引用し、大阪の大丸百貨店では小紅書に公式アカウントを開設し、中国人向けにおすすめの商品などをPRしていると紹介。担当者が「外国人観光客の中でも中国人の割合が多く、購入額も高い。どの店を訪れるか事前に調べてから来る人が増えたため、小紅書での発信に力を入れている」と語ったことを伝えた。
なお、小紅書に力を入れる企業は他にもあり、JR西日本も今月17日に公式アカウントを開設。女性職員が、訪日外国人向けのお得な乗車券や観光コンテンツとのセット商品などをPRし、「素晴らしい旅の思い出を一緒に作りましょう。皆様のお越しをお待ちしております」と呼び掛ける動画を、中国語の字幕付きで投稿している。(翻訳・編集/北田)
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