米NBAのメンフィス・グリズリーズと2WAY契約を結ぶ河村勇輝が、同チーム傘下のハッスルのメンバーとしてGリーグの試合に出場し大活躍したことが、中国でも話題になっている。

河村は20日のテキサス・レジェンズとの試合に先発出場すると、開始早々に3ポイントを決めるなど躍動。チームは104-113で敗れたが、河村は24得点、14アシストで「ダブルダブル」を達成するなど奮闘した。

中国のSNS・微博（ウェイボー）の米NBA公式アカウントは「河村勇輝がGリーグで大暴れ！」とのハッシュタグを付け、「試合を重ねるごとにますます調子を上げている」と言及。「（この試合で）3ポイント4本を含む24得点、14アシスト、さらに6スティールという素晴らしい成績を収めた。抜群のシュートタッチや想像力に富んだ華麗なパスが目を引く」と絶賛した。

バスケットボールが盛んな中国のファンも大いに注目しており、コメント欄には「他に何が言える？。ただただ嫉妬だけだ」「うらやましい」「彼は本当に実力がある」「これは確かにすごい」「リアル版黒子テツヤ」「宮城リョータみたい」「アジアトップのポイントガードだ」「彼のチームメイトは彼と一緒にプレーするとバスケIQが高まると思う」といった声が並んだ。

また、「このレベルでやられたら中国が勝てないのも納得」「日本はバスケットボール界でも次々とスターが生まれている。われわれは身体条件では日本より勝っている選手が多いがここまで活躍できる選手はいない」「河村と（中国の）崔永熙（ツイ・ヨンシー）を比較していた大勢の人はどこに行った？。河村のこの身長、この技術では米国でやっていけないと言っていたやつは、出てきてコメントしろよ」などのコメントも寄せられている。（翻訳・編集/北田）