Record China 2025年1月20日(月) 15時0分
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19日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、21日(日本時間)に米大統領に就任するドナルド・トランプ氏が坐禅を組む様子を模した中国の芸術家による塑像が人気を集めていると報じた。
2025年1月19日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、21日(日本時間)に米大統領に就任するドナルド・トランプ氏が坐禅を組む様子を模した中国の芸術家による塑像が人気を集めていると報じた。
記事は、帽子、Tシャツ、キーホルダーなどトランプ氏を題材にしたグッズが数多く存在する中、福建省アモイ市の芸術家・洪金世(ホン・ジンシー)氏のアトリエでは、トランプ氏が半眼を閉じた穏やかな表情で坐禅を組む「西天懂仏トランプ(悟りを開いたトランプ)」像を制作していると紹介。「西天懂仏トランプ」という名前は、中国のネットユーザーが名付けたものだと伝えた。
そして、「トランプ氏の強烈な個性と仏像の静寂で平和なイメージが強烈な対比を生む」という風刺を込めて洪氏がデザインしたこの像が21年にECプラットフォームの淘宝(タオバオ)で話題となり、999〜20000元(約2万円~40万円)で販売されて国内外の多くの購入者を惹きつけたと説明。トランプが再び米国大統領に選出されたことで、像も再び注目を集め、多くの観光客が洪氏の作業場を訪れて購入しているとした。
また、像の包装にはトランプ氏の有名な選挙スローガン「アメリカを再び偉大に」をもじった「あなたの会社を再び偉大に」というスローガンが書かれるなどユーモアにあふれた作品であったものの、「センシティブな内容」との理由から中国のECプラットフォームから削除されてしまったと紹介。それにもかかわらず、AmazonやTemuなどの国際ECプラットフォームでは模造品が人気を博していると伝えた。
記事は、洪氏がトランプ氏のほかにも米電気自動車大手イーロン・マスクCEOをアイアンマン風の姿にし、彼の宇宙事業への野心を象徴する風刺的な彫像もデザインするなど、著名人を風刺する作品を複数手掛けていると紹介。一方、洪氏が政治的な意見を述べることは避けており、「彼が登場すると、世界がまたにぎやかになり、毎日トップニュースに登場する」と述べるなど、あくまでトランプ氏の独特な個性と尽きない話題性に注目していることを伝えた。(編集・翻訳/川尻)
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