春節映画「射鵰英雄伝」、史上最速で売上1000万元に―中国メディア

anomado    2025年1月20日(月) 10時0分

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19日午前9時に始まった春節期に公開される映画のチケット予約販売では、「射鵰英雄伝:侠之大者」の売上高が、史上最速の発売開始後45分で、1000万元(約21億3000万円)に達した。

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中国メディアの澎湃新聞によると、19日午前9時(日本時間同日午前10時)に始まった春節(旧正月、2025年は1月29日)期に公開される映画のチケット予約販売では、「射鵰英雄伝:侠之大者」の売上高が、史上最速の開始後45分で、1000万元(約21億3000万円)に達した。

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これまでの最速記録は2021年公開の「唐人街探案3(邦題:唐人街探偵 東京MISSION)」による46分46秒だった。

「射鵰英雄伝:侠之大者」は「武侠小説の超大家」と言われた金庸の小説の「射鵰英雄伝」の第34章から第40章を原作にしている。主な舞台はモンゴルと南宋の極めて重要な攻防戦だった襄陽の戦いだ。「射鵰英雄伝」は金庸が武俠小説の大家としての地位を確立した作品とされ、「射鵰三部作」と呼ばれる長大な連作の第1作。これまでに何度も映画化やテレビドラマ化されている。

「射鵰英雄伝:侠之大者」

「射鵰英雄伝:侠之大者」の監督は、香港映画界の巨匠のツイ・ハーク徐克)で、脚本執筆も行った。物語では人気俳優のシャオ・ジャン(肖戦)演じる郭靖が「九陰真経」などの技を頼りに、ジュアン・ダーフェイ(荘達菲)演じるヒロインの黄蓉と共に、南宋を守る。

24年11月15日に発表された同作品の予告編第一弾は瞬く間にネットで大きな話題になり、出演者の顔触れや映像の視覚効果、さらに「金庸の世界を再現」したなどとして、高く評価された。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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