「ボアオ・アジアフォーラム・イノベーション報告2024」が17日に、中国南部の広東省深セン市で発表されました。同報告によると、アジアの科学技術イノベーション集積地の数と質は目に見えて向上しています。特に中国では科学技術集積地の発展の勢いが力強く、世界の科学技術集積地のトップ100のうち最も多い24カ所が中国にあります。

ボアオ・アジアフォーラムの張軍秘書長は、「我々は、経済環境が複雑であればあるほど、各国が政策協調を強化し、監督管理が可能で包容性のある科学技術の協力メカニズムを構築し、開放的で包容性のあるイノベーション生態や体系、環境を構築し、アジアの科学技術イノベーションの一体化を推進し、地域の経済の一体化をけん引する必要があると考える」と述べました。

「ボアオ・アジアフォーラム・イノベーション報告」は2020年から5年連続で発表されており、内容面では世界、特にアジア地域の先端技術とイノベーションの情勢と特徴に重点を置いています。2024年を対象とするこの報告は、ボアオ・アジアフォーラム研究院とデロイト中国が共同で発表しました。（提供/CRI）