人民網日本語版 2025年1月16日(木) 16時30分
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北京市では最近、一部の街灯のポールにシェアリングモバイルバッテリーやワイヤレス充電器などが設置され、スマホの充電ができるようになった。
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北京市では最近、一部の街灯のポールにシェアリングモバイルバッテリーやワイヤレス充電器などが設置され、スマホの充電ができるようになった。街灯のポールに設置された充電設備の料金は比較的安く、無料の場合もある。
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北京市大興区瀛旭巷の道路脇では、街灯のポール2本に充電機能が備え付けられていた。そのスマート街灯ポールは普通の街灯のポールと同じで、色はグレー、LEDライトが採用されている。違いといえば、ポールの下部に第三者企業が運営するチャージスポットがあり、シェアリングモバイルバッテリー4個分のスロットが設置されている点だ。うち1個のスロットはバッテリーが貸し出し中で空になっていた。QRコードをスキャンしてみると、1時間当たりの料金は3元(約60円)だった。近くのショッピング施設に設置されている同じブランドのシェアリングモバイルバッテリーと比べると、1元(約20円)安かった。
設置した会社によると、現時点で、シェアリングモバイルバッテリーは設置場所がバラバラで、使用が不便というのが課題。それを解決すべく、モバイルバッテリーのメーカーと防水・耐火・耐高温性の高いスマートモバイルバッテリーを共同開発し、スマート街灯ポールの外部に取り付けて、市民が簡単に使用できるようにした。現時点では、北京の経済開発区で、街灯の外部に取り付けるタイプと内部に埋め込むタイプのモバイルバッテリーの設置をすでに始めているという。
東城区北橋湾街と東珠市口北路の交差点の北西にある街灯は、ポールの下部にワイヤレス充電器が設置され、市民が無料で充電できるようになっていた。この充電器は、スマホを充電器の上に置くだけで充電できる。
国家電網北京城区供電公司の職員によると、このスマート街灯ポールは電力会社が市民に便利な生活を提供する「草廠オール電化モデルエリア」建設の一環で、電力会社が運営と管理を担当している。「スマート街灯ポールは電力会社が資金を出して設置し、スマホの充電は無料。どのメーカー、どの型番のスマホでも充電できる。ただ、急速充電機能はまだない」という。
住民の袁さんは「街灯の下で充電できるようになったことを知って、すぐに親戚や友人に伝えた。道端で充電できるようになってとても便利。充電できる場所を探し回る必要はなくなった」と喜ぶ。
北京市が発表した「多機能街灯設置・管理規範」は、高さ2.5メートル以下の場所に取り付け型の充電用USBアダプター、呼出ボタン、タッチスクリーンなどの設備を設置することができるとしている。今後はさらに多くの機能を備えた街灯ポールがどんどん登場していくだろう。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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