2014年9月23日、韓国・朝鮮日報によると、韓国を訪れる中国人観光客の増加に伴い、かつて韓国人が抱いていた「中国人は宿泊費をケチる」という印象とは異なり、宿泊先にもこだわる中国人観光客が増えているという。24日付で中国日報網が伝えた。

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ホテル予約サイト・好訂網が17日に発表した統計データによれば、2014年上半期、韓国における外国人観光客のホテル宿泊費は1日平均14万1675ウォン（約1万4000円）。宿泊費が最も高いのはノルウェー人観光客の16万8548ウォンだが、中国人観光客はそれに次ぐ16万1232ウォンとなっている。

2012年上半期に行われた同調査では、中国は7位だった。2013年には6位で、年を追うごとに順位を上げている。韓国ではホテル宿泊料の値下がりが続いているが、その背景にはウォン安や日本人観光客が大幅に減少したことなどによる需要低下がある。しかし、中国人観光客の宿泊関連への支出は他国の観光客と比べて大きくは減っていないという。（翻訳・編集/岡田）