2025年1月9日、韓国・朝鮮日報は「韓国のパスポートでビザなし入国できる国・地域は192におよび、世界パスポートランキングで3位を記録した」と報じた。

記事によると、英国のコンサルティング会社「ヘンリー＆パートナーズ」と国際航空運送協会（IATA）が世界199カ国・地域のビザ免除協定締結状況を分析し、今年の世界パスポートランキングを発表した。韓国は192カ国・地域とビザ免除協定を締結しており、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、スペインと同率3位となった。

1位はシンガポールで195カ国・地域、2位は日本で193カ国・地域、4位はオーストリア、デンマーク、アイルランド、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、スウェーデンで191カ国・地域、5位はベルギー、ニュージーランド、ポルトガル、スイス、英国で190カ国・地域だった。

最下位はアフガニスタンで26カ国・地域。シリア（27カ国・地域）、イラク（31カ国・地域）、パキスタン・イエメン（33カ国・地域）、ソマリア（35カ国・地域）、ネパール（39カ国・地域）も下位にとどまったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「内乱が起きても3位だなんて奇跡」「パスポートは3位、民主主義は203位」「この国の問題は政治だけ。それ以外は最高の国」「海外に行くと分かる。韓国がどれほど良い国か」「政権交代が行われたら中国化されるから60位くらいに落ちるだろう」「また中国人らに悪用されるかも」「ビザは相互主義。韓国がビザなし入国できるということは、その192カ国・地域も韓国へのビザなし入国が可能ということ。米国などはそれが嫌でビザ免除国を増やしていない」「パスポートパワー＝民度が高いということではない」「韓国は北朝鮮があるから1位になれない」などさまざまな声が上がっている。（翻訳・編集/堂本）