だまされて詐欺の訓練、中国の俳優少なくとも4人がタイへ

Record ASEAN    2025年1月10日(金) 18時0分

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中国人俳優がドラマ撮影のため向かったタイで行方不明になった事件をめぐり、「少なくとも4人がだまされてタイに渡った」との話題が中国SNSの微博で注目を集めた。写真は顔十六氏。

中国人俳優シンシン(星星)がドラマ撮影のため向かったタイで行方不明になり、その後、隣国ミャンマーで見つかった事件をめぐり、「少なくとも4人の俳優がだまされてタイに渡った」との話題が中国SNSの微博(ウェイボー)で注目を集めた。

シンシンの交際相手によると、シンシンはSNSで「ドラマ出演をあっせんするグループ」と出会い、セッティングされたオーディションに合格した後、3日早朝の便でバンコクの空港に到着。手配された車でタイとミャンマーの国境地帯まで移動し、同日正午ごろに消息を絶った。

救出されたシンシンの話によると、タイは第三国での撮影に向かうための中継地で、だまされてミャンマーに入国したといい、ミャンマー到着後は2~3日間の詐欺訓練を強制されたという。

この事件について中国メディアの紅星新聞は9日、シンシンを誘ったのは「顔十六」という人物であることを説明した上で、「少なくとも10人が『顔十六』から撮影の誘いを受け、シンシンを含む少なくとも4人がだまされてタイに渡航。2人は救出されたものの他の2人は音信不通のままだ」と言及。複数の業界関係者によると、顔十六氏は動作指導や監督などとして多くの作品に携わっており、紅星新聞は「注意に値する」として、「この1カ月の出来事は自分と関係がない」と「顔十六」のアカウント乗っ取りを訴えるチャット記録があることを伝えた。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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