犬が人々を襲撃、警察「野良犬をすべて殺処分する」―中国

Record China    2025年1月10日(金) 0時0分

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8日、正在新聞は、四川省にある村で複数の住民が犬にかまれるトラブルがあったと報じた。

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2025年1月8日、中国メディアの正在新聞は、四川省にある村で複数の住民が犬にかまれるトラブルがあったと報じた。

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記事によると、四川省巴中市恩陽区明陽鎮にある集落で、複数の人が犬にかまれるトラブルがあったと現地住民が7日に明かした。ネット上では「家族がかまれて病院に行き傷口を縫うとともに、狂犬病ワクチンを打った」といった現地住民の報告が見られたという。

同鎮の警察当局は8日、住民をかんだ犬は飼い犬か野良犬かははっきりわからないものの、すでに捕獲の上、殺処分したと発表するとともに、今後地元政府の要求に基づき全ての野良犬を殺処分し、ロープにつながれていない犬も野良犬として対処することを明らかにした。

記事は一部住民の話として、事故の発生後に同区にある明陽中心小学校の門前では警備員が犬対処用の棒を携帯するようになったと紹介。鎮内の社区では現地に生息する野良犬の調査が進んでおり、当局が住民に対して飼い犬をロープでしっかりとつなぐか囲い込んで飼育するよう警告していると伝えた。


この件について、中国のネットユーザーは「捕まえて殺すだけでは効果が薄い。重点はペット犬の管理強化と、ペット犬を無責任に捨てる行為への取り締まりだ」「犬をペットとして飼うことはいいと思う。ただ、ロープにつながないなどモラルのない飼育はダメ。犬は好きだけど、社会にとって負担になるのであれば捕まえるのも殺処分するのも賛成」「ロープにつないでいない犬を処分することには、実際に犬を飼っている自分も反対しない。現状では犬にかまれた人がクレームを付ける場所がない。速やかに法律法規を整備すべき」「野良犬の殺処分は致し方ないが、虐殺はしないでほしい。専門の人がやるべき」「農村に行くと住民がロープ無しの放し飼いにしていて、散歩するたびにかまれて死ぬのではないかとビクビクする」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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