皇帝を廃し中央権力を握った反乱軍を鎮圧するべく、国境を守る皇帝の孫と正体を隠した将軍の娘がそれぞれの軍勢を指揮し、相対する中で引かれ合う…。「陳情令」「招揺（しょうよう）」の製作スタッフが再集結した中国の大型ロマンス・アクション時代劇「楽游原」が6日にデジタル配信開始。8日にDVD1～7巻レンタル開始、15日にDVD-BOX1～2が発売される。

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日本での配信とDVDリリースを記念して、主演を務めたシュー・カイ（許凱）とジン・ティエン（景甜）のインタビューが到着した。

李嶷/十七郎役 シュー・カイ

■李嶷はどんな性格だと思いますか？

李嶷（りぎょく）は現状のままでいるのが割と好きで、あまり野心を必要としていません。酒があり、友達がいれば一生を送れると思っています。狩りをして辺境を守り、羚羊を焼いて仲間と酒を飲んで、束縛なく自由に、恐怖のない世界に生きたいと考えています。

■李嶷はなぜ崔琳が好きなのでしょう？

互いに評価し合っているのだと思います。そして助け合ううちに徐々に互いが支えとなり、愛に変わっていきました。

■李嶷と崔琳の甘いシーンの中で一番好きなのは？撮影後の感想をお聞かせください。

甘いシーンはどれも好きですね。愛し合いながらも殺し合う感じが好きです。衝突によってせりふも生まれます。最後には阿枕と阿稲という2人の子供に恵まれて幸せになります。言うことはありません。

何校尉/崔琳/阿蛍役 ジン・ティエン

■崔琳と李嶷はけんかしながら愛を育んでいきますが、撮影中にどう感じましたか？

物語全体から言えば、そうですね、戦わなければ相手のことは分かりませんが、最初から激しくやり合いますし、兵糧を一緒に手に入れようとします。2人は剣を交えたところから互角で、とてもかっこいいです。こうした愛の始まりは、男女が志をかなえようとする中で互いを理解し、会話を重ねていくような形だと思います。

■崔琳はどこが魅力的だと思いますか？

美しすぎますね。戦闘力が極めて高く、李嶷といる時は繊細です。さらに重要なのは、国や故郷を思っていること。大きな愛のある女性で、自分が愛する相手が誰より国や故郷への責任感のある人だと分かっている。責任感のある大きな女性です。

■崔琳と李嶷の甘く幸せなシーンが多いですが、一番好きな場面は？

甘いシーンは多いですが、印象深いのは、ある計略に同意させるために3秒目をつぶらせてキスをするシーンです。目を開けたら負けというゲームで、詳しくは忘れてしまいましたが、何度も撮影していろいろな角度から撮りました。甘い中にも無邪気さや親密さがあって好きです。