「ワン・イーボーは奇跡の存在」指導役のプロクライマーが驚きの声―中国メディア

anomado    2025年1月1日(水) 19時0分

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31日、封面新聞は、話題のサバイバル番組でワン・イーボーにロッククライミングを指導したプロクライマーを取材した。写真はワン・イーボーとプロクライマーのリウ・ヨンバン。

2024年12月31日、中国メディアの封面新聞は、騰訊視頻(テンセントビデオ)のサバイバル番組「探索新境」への出演が注目を集めている中国の歌手・俳優のワン・イーボー(王一博)について、同番組でワン・イーボーにクライミングを指導したプロクライマーのリウ・ヨンバン(劉永邦)氏を取材した。

記事は初めに「リウ氏が出演した回の番組は、ワン・イーボーがリウ氏の指導の下、広西チワン族自治区の陽朔でロッククライミングなどの方法で目的地の山を目指す内容だった。番組内でワン・イーボーは短期間の技能訓練を受け、無事に自分のクライミングルートを開き、登頂に成功した。当時リウ氏がワン・イーボーを指導したカリキュラムは、ゼロから野外キャンプまでを行う課程で、やることが多く、地上から110メートルで一晩宙つりになることもあり、難易度は比較的高めだった」と伝えた。

記事は「リウ氏は同番組の裏話を明かしてくれた。ロッククライミングの初心者だったワン・イーボーを五日間指導したリウ氏は『ワン・イーボーは奇跡のような存在だ。クライミングの才能はあると思う。彼は頭が良く学ぶのが好きだ。クライミングについては何でも一度教えればすぐに習得していた。ロープの結び目でトップを作ることを教えた時には、彼はパンを二口かじっただけで、ずっとロープの結び方を練習していた。番組スタッフが食事を始めても、練習を止めなかった』と話した」と紹介した。

リウ氏は他にも「探索新境」の番組内で目的地とした広西チワン族自治区陽朔龍村の猴子山(標高110メートル)について、「この山はデシマルグレードで言えば5.10aに属し、アマチュアの登山愛好家には難しい。登頂過程でも強烈な日差しや大雨にさらされたり、険しくて滑りやすいコンディションでクライミング自体の難度は高かったが、ワン・イーボーは目的地の登頂に成功した」とコメントした。

記事は最後に、番組やSNSの影響でクライミング体験希望者が増えていることについて、リウ氏が「ロッククライミングへの問い合わせが多くなってきて、ワン・イーボーと同じルートやカリキュラムを予約する人は多い。ロッククライミングは多くの人が挑戦するのにふさわしい運動だが、ワン・イーボーと同じルートやカリキュラムを体験したい人には、それなりの身体能力や素質が求められる。まず室内でクライミング理論をしっかり学習し、専門知識や理論、装備類の扱いに習熟してからでないと、屋外練習には進めない」とコメントしたことを伝えた。(翻訳・編集/原邦之

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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