営業運転速度が世界最速に達する高速鉄道車両「CR450」の試作車が12月29日に北京で発表されたことが、中国国家鉄路集団への取材で分かった。CR450は営業速度、走行時のエネルギー消費量、車内騒音、制動距離などの主要な指標において世界をリードしている。科技日報が伝えた。

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より高速に

CR450の試験速度は450km/hで、営業速度は400km/hに達した。将来、営業運転に投入されれば、さらに時空間の距離を短縮し、旅客の移動がより便利で効率的になる。

より安全に

CR450の試作車は制動距離がより短く、走行安定性がより向上している。営業速度が速くなっても、制動距離はほぼ同等となる。

より省エネルギーに

CR450は車両全体の走行抵抗が22％低く、重量が10％低減されている。

より快適に

CR450は快適性指標がより優れており、車内騒音が2デシベル低く、客室サービススペースが4％増えている。旅客は、多様化し便利なパーソナライズされたサービスを受けることができ、乗車体験が向上する。

よりスマートに

CR450は走行と制御、運転手のスマートインタラクション、安全監視、旅客へのスマートサービスなどの分野で全面的なアップグレードが行われている。

CR450の試作車の正式発表は「CR450技術革新プロジェクト」の重要なブレークスルーを象徴するもので、中国の鉄道技術イノベーションのレベルと科学技術における自立自強の能力を大きく向上させ、中国の高速鉄道技術における世界のトップとしての優位性をさらに強固にし拡大するものとなる。（提供/人民網日本語版・編集/ES）

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— 中国動画 (@RC00547555) January 1, 2025