9秒83のアジア記録持つ蘇炳添、2025年の全国運動会後に現役引退へ―中国メディア

Record China    2024年12月30日(月) 21時10分

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陸上男子100メートルで9秒83のアジア記録を持つ中国の蘇炳添が29日、2025年11月に中国の広東省と香港、マカオで共同開催される第15回全国運動会を最後に現役を引退することを明らかにした。

陸上男子100メートルで9秒83のアジア記録を持つ中国の蘇炳添(スー・ビンティエン)(35)が29日、2025年11月に中国の広東省と香港、マカオで共同開催される第15回全国運動会を最後に現役を引退することを明らかにした。中国国営新華社通信などが報じた。

蘇は21年の東京五輪陸上男子100メートル準決勝で自身が持つアジア記録9秒91を大きく更新する9秒83をマーク。決勝ではスタートで出遅れたが、それでも9秒98と10秒を切るタイムでゴールし6位入賞した。中国代表として出場した男子400メートルリレーでは4位だったが、2位だった英国代表が選手のドーピング違反による失格でメダルを剥奪されたため、3位に繰り上がって銅メダルを獲得した。

23年6月には「身体的な理由」により8月の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)や9~10月のアジア大会(中国・杭州)には出場せず23年の活動を前倒しで終えることを表明し、24年のパリ五輪に向けて全力で調整していくとしていたが、24年7月に負傷や病気を理由にパリ五輪に参加しない意向を表明したと報じられていた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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