台湾メディアの中時新聞網はこのほど、台湾人が街頭で好んでする行為が日本では地雷を踏むことになるとする記事を掲載した。

記事が取り上げたのは、野良猫への餌やりだ。

記事によると、台湾在住のある日本人はこのほどフェイスブックへの投稿で、「日本のコンビニの外で時々、客から餌をもらえることを期待している猫を見かけることがある。日本の冬はとても寒いので、外で震えている猫を見るととてもかわいそうに思えてならない。なにか食べ物をあげたくなってしまうが、日本ではそういうことをしては駄目で、その場を立ち去るしかないのだ」とした。

そして「台湾の街頭では野良猫に餌を与えている人の姿をよく見かけるが、日本で同じ行動をしたら怒られることになる」とし、「野良猫への餌やりは自分勝手で無責任な行動だとみなされている」「日本人が動物にとても無関心だということではない。日本人は、餌やりをすることによってもたらされる悪い結果、例えば、動物に餌をもらえるという習慣を身につけさせてしまったり、その場所に住み着かせてしまったり、排せつ物などの悪臭で近所に迷惑をかけたりしてしまうことを知っているからだ」などとつづった。（翻訳・編集/柳川）