日本で広島風お好み焼きを食べたら「ぼったくり」被害に? 台湾人客が警察に通報―台湾メディア

Record China    2024年12月23日(月) 13時0分

拡大

広島を旅行した台湾人男性が現地の飲食店での支払いをめぐりトラブルになり、警察に通報したようだ。資料写真。

広島を旅行した台湾人男性が現地の飲食店での支払いをめぐりトラブルになり、警察に通報したようだ。TVBS新聞網、民視新聞網、CTWANTなど複数の大手台湾メディアが22日に一斉に報じた。

報道によると、友人と共に広島を訪れた江(ジアン)さんは、21日に台湾のYouTuberがおすすめしていた「広島風お好み焼き」の店を訪問。メニューを確認しながら注文し、合計は3300円のはずだった。ところが、会計時に店から4000円を請求されたという。

不審に思った江さんが伝票に書かれた金額とメニュー表の金額を見比べると、まったく一致していなかった。店側は「メニュー表は古いもので金額が異なる」と説明したものの、店内に貼られていた料理と金額は、メニュー表のものとすべて一致した。しかも、伝票には金額を書き換えたような跡があったという。

それを指摘したところ、店側は「今は物価が上がっているから」「日本の税率の問題かもしれない」などと口ぶりを変えた。とりあえずその場では4000円を支払ったものの、納得できなかった江さんは警察に通報。店側は警察官に「値段は常に調整している」などと説明し、最終的に江さんらに返金を申し出てきたというが、江さんはそういう問題ではないとこれを拒否。すると警察もこれ以上何もないようならと引き返していったという。

江さんは「動画を見て(何も調べず)この店に入った。後でグーグルマップのクチコミを調べたら、高い料金を取られたという書き込みがあった。まさかこんなことが、日本語を話せる自分の身に起こるとは思わなかった。適当に計算しているというレベルではなく、好き放題に値段を設定している。(台湾の)士林夜市でだまされる外国人の気持ちが理解できた」と語った。

また、店に入るなり店主が「台湾から来たの?動画を見てきてくれてありがとう」などと話していたことから、台湾人を狙ってぼったくりをしているのではないかとの疑念も抱いたとしている。

台湾のSNS上では「日本の一部の店は外国人料金を設定している」との声や、「東京の回転ずし店で日本人と同じ物を頼んだのに違う皿(料金が異なる)で出された」との声が上がったという。また、「旅行の達人」として知られる「双木姐妹」のKimberlyさんは「店によってルールが違うので出かける前によく調べた方がいい」としたほか、「(料理を注文する)タッチパネルには複数の言語設定があるため、もし高い料金の支払いを避けたければそれらを比較してみるのもいい」とアドバイスした。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携