10年前に消息不明のマレーシア機、再捜索へ―中国メディア

Record ASEAN    2024年12月22日(日) 22時30分

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マレーシア政府は20日、2014年に行方不明となったマレーシア航空MH370便について、米国に拠点を置く海洋探査会社オーシャン・インフィニティーと残骸の捜索を再開することで基本合意したと発表した。

中国メディアの央広網によると、マレーシア政府は20日、2014年に行方不明となったマレーシア航空MH370便について、米国に拠点を置く海洋探査会社オーシャン・インフィニティーと残骸の捜索を再開することで基本合意したと発表した。

MH370便は14年3月8日、クアラルンプールから北京に向かう途中で消息を絶った。機種はボーイング777型機で、乗客227人と乗員12人が乗っていた。マレーシア民間航空局(DCA)は15年1月29日、同便は事故により墜落し、乗客乗員全員が死亡したと推定されると発表した。

ローク運輸相が20日の記者会見で発表したところによると、18年に終了した前回の捜索も手掛けたオーシャン・インフィニティーからインド洋南部の海底1万5000平方キロメートルの海域を新たに捜索する提案を受けた。新たな捜索範囲は、専門家や研究者が実施した最新の情報とデータ分析に基づくもので、同氏は「提案は説得力があり、検討に値する」とし、「今回の捜索がポジティブなものとなり、家族の気持ちが整理できることを望んでいる」と語った。

マレーシア政府は同社と契約内容を詰めており、25年始めにも合意に達する見込みで、十分な残骸が発見されれば、オーシャン・インフィニティーは7000万ドルを受け取ることになるという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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