2014年9月22日、参考消息網によると、米アップルの新型スマートフォン「iPhone（アイフォーン）6」発売前の中国で、日本や香港など海外で購入して持ち込まれる台数は500万台に達するとみられる。

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英紙インディペンデントは20日、「中国以外はどこでもiPhone6を売っている」と題する記事を掲載。中国国内での販売許可を当局が出していないため「消費者はやむなく海外に買いに出ざるを得なくなった」と伝えた。iPhone6は主に中国で生産されているとみられるが、地元の消費者には売られていないことになる。

中には転売目的で買う人もおり、日本へ買い付け担当者を派遣した香港の販売業者によると、中国では1台1500ポンド（約26万7000円）の高値で売れるという。香港の業者の1人は「予約客の6、7割は中国本土の人間だ。買値の5割増し、高い時は2．5倍で売れる」と説明している。米国営放送「米国の声」によると、中国人に人気の金色の一部機種は、高い場合2000ドル（約21万8000円）以上の値が付くことも。中国では発売前に流入するiPhoneが500万台に達するとみられている。（翻訳・編集/AA）