「1+10」対話会、多国間主義の実践で国際協力を促進―中国

CRI online    2024年12月11日(水) 13時20分

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中国の習近平国家主席は10日、北京で「1+10」対話会に出席するために中国を訪れた主要国際経済機関のトップと会見しました。

中国の習近平国家主席は10日、北京で「1+10」対話会に出席するために中国を訪れた主要国際経済機関のトップと会見しました。前日の9日、李強総理はこれら主要国際経済機関のトップと「1+10」対話会に参加し、中国は各側とともに世界経済の健全かつ安定した発展を促していくとの考えを示しました。

「1+10」対話会には、新開発銀行(NDB)、世界銀行、国際通貨基金(IMF)、世界貿易機関(WTO)、国連貿易開発会議(UNCTAD)、国際労働組合総連合(ITUC)、経済協力開発機構(OECD)、国際決算銀行(BIS)、金融安定理事会(FSB)、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の10の主要国際経済機関のトップが出席し、中国側の高官と対話を行いました。

中国の多くの国際政治経済専門家は、「この対話会は時宜を得た開催だった。現在の世界経済は多くの試練に直面している。一国主義や保護主義などが台頭する中、中国は主要な国際経済機関と密接に協力し、多国間主義を堅持して自由貿易と経済のグローバル化を守る必要がある」と述べました。

対外経済貿易大学国際経済研究院の桑百川院長は、「一部の国は国際的な経済機関を無視して、一方的な関税追加政策を打ち出して保護貿易主義のやり方を実施しており、自由貿易システムは大きな打撃を受けている。このような背景にあって、中国は国際経済機関との有効な協力を強化し、主要な国際経済機関の責任者との対話を行って世界に中国の声を伝え、世界に中国経済の動きをよりはっきりと理解してもらうべきだ」との考えを示しました。

中国国際貿易促進委員会研究院の趙萍院長は、「中国は世界のサプライチェーンの重要な構成部分だ。この対話会によって、世界のサプライチェーンの安定性と円滑性がいっそう高まり、包摂成長の特徴がいっそう際立つようになるだろう」と述べました。(提供/CRI

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