「佐渡島の金山」韓国の遺族が日本の追悼式を批判「本当に間違っていた」=韓国ネット「日本は非情」

Record Korea    2024年11月28日(木) 14時0分

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28日、韓国・中央日報は「父親が日本植民地時代に強制動員され過酷な労働に苦しんだ場所である新潟県の佐渡鉱山を訪れた遺族のキム・グァンソンさんが『言いたいことを言えずに帰って来た』と話した」と伝えた。

2024年11月28日、韓国・中央日報は「父親が日本植民地時代に強制動員され過酷な労働に苦しんだ場所である新潟県の佐渡鉱山(金山)を訪れた遺族のキム・グァンソンさんが『言いたいことを言えずに帰って来た』と話した」と伝えた。

記事によると、キムさんら朝鮮人労働者の遺族9人は23日、24日に新潟県佐渡市のあいかわ開発総合センターで開催された日本主催の佐渡島の金山追悼式に参加するため同市を訪れた。

記事は「遺族は日本の誠意が込められた追悼式を期待していたが、日本が7月に佐渡島の金山を世界遺産に登録したときの合意の精神を守らなかったため、追悼式は日韓別々で行われた」とし、「そのため遺族は、望んでいた日本の謝罪や強制性を認める発言を聞くことができなかった」と説明している。

キムさんは「佐渡金山で日本の過ちを指摘したかった。日本が韓国を苦しめた(日本植民地時代の)36年間、私たちの両親はそこで苦痛を強いられたが、結局のところ日本の反省はなく、これは一体何なんだと思った」と感想を述べた。

また「日本は追悼式をまるで文化イベントのように開催しようとした。そのため私たちは賛同できず、自分たちで開催することになったと聞いている」と説明し、「今回は本当に日本が間違っていた」と強調した。

韓国政府の対応については「最善を尽くしてくれた。日本と合意に至らなかったことは残念だが、遺族だけでは行かれなかった場所に政府が連れて行ってくれたので感謝している」と話したという。

記事は「日本政府は今回の追悼式に韓国の遺族を招待しつつも関連費用を一切負担せず、韓国政府が全費用を負担したことについても『慣例に沿っていない』と指摘されている」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本は本当に悪いやつ」「日本は非情だ」「それなのに韓国政府は日本を気遣ってまともに抗議もできない」「韓国政府も共犯だよ」「国のプライドを日本に上納する尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領」「日本の心を理解しようと言う大統領と政権が国を滅ぼす」「国民を守れない政府に存在価値はない」「尹大統領に投票した国民にも責任がある」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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