Record China 2024年11月25日(月) 11時0分
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野球の「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で台湾(チャイニーズタイペイ)が優勝したことに、台湾はもとより中国でも歓声が上がっている。
24日に東京ドームで行われた試合は序盤から台湾ペースで進み、5回表に先発の戸郷翔征から林家正がソロホームランを放ち先制すると、さらにランナー2人を置いて陳傑憲が3ランホームランを放ち追加点。侍ジャパンは最後まで反撃の糸口がつかめず、4安打完封負けを喫した。
台湾メディアの東森新聞は「最強チャイニーズタイペイチームが優勝!32年ぶり『抗日成功』で歴史を記す」(注※台湾ではスポーツの試合で日本に勝利した時などにカジュアルな意味で「抗日」という言葉が使われることがある)と題する記事で、「最も期待されていなかったチームが世界一を獲得した。台湾野球史上で最高の成績を残しただけでなく、日本の国際試合27連勝をストップした。チャイニーズタイペイチームはこれまで、五輪、WBC、プレミア12の3大国際大会での最高成績は1992年バルセロナ五輪の銀メダルだった。それから32年待ち、日本に勝っただけでなく(日本を)完封までし、歴史的な金メダルを獲得した」と評した。
聯合新聞網は「台湾全土が沸騰『日本に勝つのは超気持ちがいい』」と題する記事を掲載し、「各地でライブビューイングが行われ、チームがヒットを打ったり、守備で好プレーを見せたりするたびに割れんばかりの歓声が響いた」と報道。優勝が決まった後にはファンらから「超気持ちいい。ついに日本に勝った」「信じられない」と歓喜の声が上がったことを伝えた。
また、TVBS新聞網は「台湾優勝!ファンは涙を流し『われわれの誇り』」と題する記事で、台湾のファンから「(日本を)完封なんて信じられない」「素晴らしい。チャイニーズタイペイチーム優勝、チャイニーズタイペイチーム最高」「前の2試合は日本に負けたけど、今日は完封で勝って優勝した。われわれの誇りだ」といった声が上がったことを伝えている。
このほか、ある台湾人ブロガーは「日本チームはおそらく、サッカーW杯で日本に敗れたドイツのような驚きを覚えているだろう」「日本のメディア(Sportsnavi)はプレミア12出場チームの戦力分析の中でチャイニーズタイペイの実力を下から2番目と評していたが、逆襲を達成した」とつづった。(翻訳・編集/北田)
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