台湾の俳優ニッキー・ウー（呉奇隆）がこのほど、中国のSNS・微博（ウェイボー）で、空中で180度開脚する得意技を久々に披露した。

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54歳のニッキー・ウーはこのほどウェイボーで、「11月にこんな姿になった」とのメッセージと共に8枚の写真と動画を投稿。約10秒の動画では、空中に飛び上がって180度開脚する様子がスローモーションで捉えられている。

台湾の3人組男性アイドルユニット・小虎隊のメンバーとして1988年にデビューし、当時から身体能力の高さでも人気を集め、ユニットのステージパフォーマンスを盛り上げた。デビュー前、高校時代には3年連続でテコンドーの台湾チャンピオンシップで優勝し、国家代表チーム入り。その後、習慣性脱臼によりアスリートへの道を諦めたが、兵役中には憲兵隊でテコンドーの教官を務めた。

ニッキー・ウーの衰え知らずの身体能力の高さに、ウェイボーでは「10代の若者も顔負け」「武侠ドラマで会いたい」「よく見たら脚が180度以上開いているのがすごい」などといった称賛の声が上がった。ニッキー・ウーがこの開脚を見せるのは2021年以来3年ぶりだが、脚の開き具合も変わっておらず、日々のトレーニングの成果と思われる。

小虎隊のメンバーだった俳優アレック・スー（蘇有朋）は過去のインタビューで、小虎隊の活動当時、メンバー3人の間で「冷戦はあったけれど殴り合いはなかった」とコメント。ニッキー・ウーの身体能力はよく知っているものの、メンバーの前でその実力を誇示することもなく、最年長として弟たちに優しかったことを語っている。（Mathilda）