人民網日本語版 2024年11月25日(月) 7時0分
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中国の自動車電子業界は近年、着実に発展し、産業能力が持続的に上がっている。
中国は世界最大の自動車および新エネルギー車の生産・販売国だ。中国の自動車電子業界は近年、着実に発展し、産業能力が持続的に上がっている。
先ごろ閉幕した第21回中国国際半導体博覧会で、あるテック企業が開発した国産高性能車載チップが注目を浴びた。それ以外にも、一部の国産ブランド自動車メーカーも高性能チップの展開を加速している。
テック企業が開発した世界初の「4域融合」のチップは爪ほどのサイズしかない。「4域」とは、自動車のスマート操縦席、スマート運転、車体制御、ゲートウェイ通信の4領域を指す。このチップ1枚で4シーンのスマート協同を実現できる。
このチップはセンチメートル級のサイズだが、2000~5000の精密な工程が必要だ。作業員によると、このチップの汎用能力によって車両システムの複雑性とコストが下がった上、システムの信頼性と安定性も高まる。年内に量産化を実現するという。
今年1-10月の中国の新エネ車生産台数は前年同期比33%増の977万9000台で、販売台数は同33.9%増の975万台だった。自動車の電動化・スマート化・ネット化の流れは、市場の車載チップ需要の持続的な増加をけん引しており、完成車企業が自動車電子、特に車載チップ事業を展開し、これに深く関与するようになっていることが、産業発展の大きな注目点になっている。中国では現在、すでに十数社の完成車工場が自主開発や共同開発、投資により車載チップ事業に進出しており、車載チップの研究開発と車載のペースを大幅に上げている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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