サッカーのワールドカップ（W杯）アジア最終（3次）予選のグループC中国対日本の試合に出場した中国選手が「日本と戦うと頭が疲れる」と語った。中国のスポーツメディア・直播吧が伝えた。

19日に中国のアモイ白鷺体育場で行われた試合は、さまざまなトラブルがありながらも小川航基の2ゴールと板倉滉のゴールで日本が3-1で勝利した。

試合後、中国代表の10番を背負った韋世豪（ウェイ・シーハオ）は「日本はアジアトップクラスの強豪チームで確かに強い。しかし、われわれにもチャンスがないわけではなかった。（ゴールをかすめた惜しいシュートについて）あれが決まって2-3になっていればさらに攻撃に出られたが、1-3ではやはり厳しかった」と振り返った。

また、左サイドバックで出場した胡荷韜（フー・ハータオ）は「頭が疲れる感じがする。彼ら（日本選手）はオフ・ザ・ボールの動きが多く、基点を作ってわれわれの背後のスペースをついてくる。個人技のレベルも高い。一対一では容易に守れない」としながらも、「自分たちよりレベルの高い選手と相対し、その中から教訓をくみ取るのは良いことだと思う。自分で総括して、リーグ戦に戻った時にこの経験を生かしたい」と語った。（翻訳・編集/北田）