雲南省でアジアゾウがまた「お散歩」、今回は総勢28頭―中国

人民網日本語版    2024年11月7日(木) 18時30分

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雲南省プーアル市でアジアゾウ28頭が寧江道路を越えて寧洱県内に入った。

雲南省プーアル(普洱)市でアジアゾウ28頭が寧江道路を越えて寧洱県内に入った。これで同県内にいるアジアゾウは47頭になり、今年9月以降、一度に同県へ入ったゾウの数としては最多となった。人民網が伝えた。

監視員からの報告を受けたプーアル県勐先鎮農業農村サービス発展センターのスタッフは、人々とゾウの安全を確保するため、ただちに関連する道路区間を封鎖した。同県林業・草原局もただちに専門の担当者を派遣してゾウの行方を追跡・モニタリングするとともに、ゾウの行きそうなエリアに事前に通知を出し、人々を避難させ、「野生ゾウ出没」と書いた警告看板を設置するなどさまざまな方法で注意を喚起し安全対策を進めるとともに、速やかに関連する警告情報を発表した。

アジアゾウは国家一級重点保護野生動物で、国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧種に指定されている。近年は野生動物の保護が絶えず強化されるのに伴い、野生ゾウの個体数が徐々に増えている。プーアル県内には優れた植生と生態環境があるため、野生ゾウの群れが頻繁に訪れており、境界を出入りする頻度が高く、移動範囲が広く、移動ルートが定まっていないなどの特徴が見られる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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