Record China 2024年11月1日(金) 11時0分
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「南京大虐殺(南京事件)は日本の内政」などと発言して炎上した中国の女性インフルエンサーのSNSアカウントが封鎖された。
「南京大虐殺(南京事件)は日本の内政」などと発言して炎上した中国の女性インフルエンサーのSNSアカウントが封鎖された。中国メディアの極目新聞が10月31日付で伝えた。
中国版TikTokの抖音(Douyin)で5万5000のフォロワーを持つ「阿淼淼」は、このほど投稿した動画の中で「他国の内政にはどんな状況でも干渉してはならないのだろうか?例えば1937年12月13日から1938年、日本は南京で残虐な大虐殺を行い、銃殺、放火、生き埋めなどで30万の中国人が犠牲になった。これは日本の内政で、干渉してはならないのか?」などと語った。これが、「中国侵略を日本の内政と発言するとは何事か」などと中国で大炎上した。
記事によると、騒動が物議を醸してから「阿淼淼」のアカウントでは問題の動画を含め過去の投稿が一切表示されなくなった。その後、「発言禁止」(アカウント封鎖)状態になり、抖音ではアカウント自体の検索も不能になった。抖音の担当者は「もし問題の投稿者が不適切な発言をした場合、プラットフォームとしては間違いなく処分を下す」と説明したといい、極目新聞は「アカウントの検索が不能になった状態は、プラットフォームによる処分である可能性がある」と伝えた。
「阿淼淼」は90年代以降生まれの女性で、歴史問題について自身が語るスタイルの動画を多く投稿していた。アカウントのプロフィール欄には「祖国の繁栄と人々の暮らしの安寧を願う」「地理を学べば世界が分かる、歴史を学べば因果が分かる」などと書かれていた。
中国のネットユーザーからは「こんなとんでもない発言をしておきながらアカウント封鎖だけで終わりか?」「なぜ拘束しない」「これはもう法を犯している」「本人を拘束して数カ月拘留すべきだ」「背後に黒幕がいるのではないか」など批判の声が上がっている。(翻訳・編集/北田)
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