スーパー+食堂、カフェ+書店…実店舗のミックススタイルが大ブーム―中国

人民網日本語版    2024年10月31日(木) 23時30分

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中国で実店舗のミックススタイルが大ブームとなっている。写真は杭州市内の書店。

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スーパーをぶらぶらして、ついでに店内の食堂で簡単な食事をする。書店で良い本をじっくり読むと同時に、香り高いコーヒーを味わう。写真館で調整作業が終わるまで、ネイルアートをして待っている。ここ数年、「スーパー+食堂」「書店+カフェ」「写真館+ネイルサロン」など実店舗が手を結んだ「ミックススタイル」の事例が増え続けている。

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「業態のミックススタイル」は多業態混合経営とも呼ばれ、二つ以上の業態を同じ空間に収めた経営モデルであり、多様な商品・サービスを提供することで多様化する消費者のニーズに応えるものだ。

北京市内の書店

中国国家発展改革委員会経済体制・管理研究所の王琛偉(ワン・チェンウェイ)研究室長は、「『業態ミックススタイル』はシーンのイノベーションであり、モデルのイノベーションでもある。その本質は機能の集積であり、1足す1が2よりも大きな効果を生み出せる」との見方を示した。

今年に入ってから、消費促進を巡る政策や措置が徐々に実施されたのに伴い、消費シーンと業態のイノベーションが相次ぎ、市場の活力が徐々に増強され、サービス消費ニーズが効果的に発揮されるよう喚起された。

同局が発表したデータによると、今年第1-3四半期(1-9月)には、サービス小売額が前年同期比で6.7%増加し、全国の1人当たりサービス消費支出額は同7.6%増の9694元(約20万円)に達したという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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