最新の中国時代劇ドラマ「春花焰」がNetflix（ネットフリックス）台湾でも配信されて人気を集め、台湾メディアが五つの見どころを紹介した。

「春花焰」は今年、時代劇ドラマ「墨雨雲間」がヒットしたウー・ジンイエン（呉謹言）がリウ・シュエイー（劉学義）と共演した作品。動画配信サービス・優酷（YOUKU）で14日に配信をスタートし、続いて19日にはNetflix台湾でも配信を開始。ドラマ部門の視聴ランキングでトップに立つ人気を示している。

「春花焰」は戦禍に続く大火で家族を亡くした少女「眉林」が、8年の修行を積んで死士となり、血の代償を払わせるため冷酷な皇子「慕容璟和」に近づくも、ある秘密が発覚したことで復讐への道は一転。復讐・陰謀・愛情が織りなすストーリーとなっている。

台湾メディアでは五つの見どころを紹介。まず最初は第1話で繰り広げられる浴室での激しいキスシーンで、侍女を装った「眉林」と危険を察知した「慕容璟和」が繰り広げる衝撃的な場面となっている。

二つ目は権謀術数と復讐が主軸となるストーリー。大火の元凶とされ、汚名を着せられた「慕容璟和」が死士を育成し、真実を暴く道のりが描かれている。

三つ目は「眉林」と「慕容璟和」の間で繰り広げられる、誤解と裏切りによって阻害されつつも深まっていくラブ路線。四つ目はサブキャラを演じる豪華な顔ぶれで、台湾からもバロン・チェン（陳楚河）、ジル・シュー（徐潔兒）が出演している。

五つ目はドラマ化にあたっての脚本アレンジで、原作小説「春花厭」ではかなりおぞましい描写が含まれているため、どのように浄化しているのかも見どころとされている。（Mathilda）