中国でまた襲撃事件、小学校近くで子ども3人含む5人が負傷―北京市

Record China    2024年10月29日(火) 10時0分

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中国・北京市の小学校近くで襲撃事件があり、5人が負傷した。

中国・北京市の小学校近くで襲撃事件があり、5人が負傷した。

現地メディアによると、28日午後3時20分ごろ、同市海淀区の中関村第3小学校の近くの交差点で刃物を持った男が通行人ら5人を切り付けた。被害者のうち3人は未成年だった。5人は病院に搬送されたが、いずれも命に別状はないという。

中国のSNS上では現場で撮影された動画が拡散しており、小学生とみられる児童が出血し地面に倒れている様子や、保護者が子どもを抱きながら膝をつき泣いている様子、犯人とみられる中年の男が周囲の人々に押さえつけられている様子などが映っている。

警察は50歳の唐(タン)容疑者を拘束して事件について捜査を進めているが、これまでのところ動機などは明らかにされていない。

この事件に中国のネットユーザーからは「心が痛む」「この交差点、前は毎日通っていたよ」「動機は何だ?」「社会への報復だろうか?」「恐ろしすぎる」「無差別襲撃は許しがたい。厳罰に処してほしい」といった声が上がった。

中国では近年、無差別殺傷事件が相次いでおり、今月8日には広東省広州市の小学校近くで刃物による襲撃事件があり3人が負傷した。9月30日には上海市のスーパーマーケットで男が刃物で人々を襲撃し3人が死亡、15人が負傷した。9月18日には広東省深セン市の日本人学校近くで日本人の男子児童が襲撃され死亡した。

また、6月には江蘇省蘇州市で日本人母子が襲撃され、吉林省吉林市では米大学教員ら4人が刃物で刺された。5月には湖北省孝感市で男が刃物で8人を殺害する事件が起きている。このほか、ロイター通信は今月17日に福建省で自動車が暴走して1人が死亡、8人が負傷したことにも言及し、「警察当局はこの事件についての調査結果を明らかにしていない」と指摘している。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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