中国の有人宇宙船「神舟19号」は近日中に打ち上げられる予定です。「神舟19号」は運搬ロケットに搭載された状態で22日に酒泉衛星発射センターの発射エリアに移動しており、26日には各部署による全システムの合同演習が行われました。

今回の合同演習では、発射塔、運搬ロケット、宇宙船などのシステムの機能検査を行い、飛行の準備段階から、点火と打ち上げ、さらに船体と運搬ロケットの分離まで、全過程をシミュレーションしました。神舟19号の宇宙飛行士3人は定められた手順通りに宇宙船の帰還モジュールに入り、人と宇宙船、ロケット、地上の共同検査を実施しました。ロケットの模擬発射では出発待ち段階から離陸段階までのすべての重要な操作を行いました。宇宙飛行士を管理する部署は宇宙飛行士の医学検査などの準備作業を実施し、出発式、船内の状態設定、船内に入った後の過程についても「等身大」の演習を実施しました。（提供/CRI）