北京科技大学、「化粧品」科目が人気爆発

CRI online    2024年10月27日(日) 23時30分

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北京科技大学はこのほど、在籍学生全員を対象に、選択科目「現代化粧品学」を設けました。

北京科技大学はこのほど、在籍学生全員を対象に、選択科目「現代化粧品学」を設けました。

自然科学基礎実験センターの張瑋瑋教師が担当し、8週間に16コマの理論と実験が盛り込まれています。授業ではスキンケア、美白、脱毛防止化粧品を研究したり、口紅、透明せっけん、バラの化粧水などの作り方を教わったりします。授業を受けた学生からは、「超面白い!化学の知識も学んだついでに自作の口紅もできた」と絶賛されています。

理論の時間では主に化粧品に「隠された」専門知識を学習します。例えば皮膚や毛髪、口腔、香水類、特殊用途化粧品などの化学成分、生産原料と工芸、品質の特徴を把握します。学生らは自分の特徴に合った化粧品を選択し、質の悪い化粧品の危険性を認識することができます。このほか、口紅、透明せっけん、バラの化粧水の作り方、洗顔料のpHと美白スキンケア用品の紫外線吸収剤の測定など、興味深い実験時間も設けられています。

現在、世界最大の化粧品消費市場の一つとなっている中国では、化粧品業界の急成長に伴い、専門人材の需要も日増しに増えています。一部の大学は近年、専門人材不足に積極的に応じ、積極的に化粧品関連の専攻を開設するなどペースを速めています。教育部は2016年から大学の学部で「香料・エッセンスの技術と工程」「化粧品の技術と工程」「化粧品科学と技術」など、化粧品業界に直接関連する専攻の設置を承認しています。これにより教育分野の空白が埋まるだけでなく、化粧品業界を目指す学生に専門知識をより研究する機会を提供しています。(提供/CRI

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