Record China 2014年9月16日(火) 19時17分
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15日、在フィリピン中国大使館によると、13日朝、フィリピン北部のブラカン州メイカウアヤンで中国人が銃撃事件に巻き込まれ、1人が負傷し重篤な状態だという。
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2014年9月15日、在フィリピン中国大使館によると、13日朝、フィリピン北部のブラカン州メイカウアヤンで中国人が銃撃事件に巻き込まれ、1人が負傷し重篤な状態だという。フィリピンでは、8日と11日にも、中国人が事件に巻き込まれて被害に遭った。8日、1人の中国人がマニラの大通りでフィリピンの警官2人に誘拐されたが、幸いにも誘拐者が眠っている間に逃げ出し無事だった。また、11日夜、1人の中国人が南サンボアンガ州で武装グループに誘拐された。現在も行方が分かっておらず、捜査が進められている。新京報が伝えた。
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在フィリピン中国大使館によると、13日、銃撃事件が発生した後、大使館職員はただちに病院に赴き被害者を見舞うと同時に、フィリピン警察に対し、凶悪犯人を早急に逮捕し、効果的な措置を講じ、フィリピン在住の中国人の安全を守るよう求めたという。
在フィリピン中国大使館は14日、フィリピン在住の中国人に対し、改めて治安状態に注意するよう呼びかけた。また、彼らの財産と安全を守るために、必要な措置を講じる構えだ。
▼事件の影響でフィリピン観光ツアーの中止続出
フィリピン警察はこのほど、一部の過激派組織が、中国大使館、中国系機関・マーケットの襲撃を計画していることを認めた。フィリピンの安全情勢が刻一刻と悪化している状況をかんがみ、中国外交部(外務省)と国家観光局はこのほど、フィリピンへの渡航をしばらく見合わせるようにとの通知を発表した。これを受け、中国各地の旅行会社やオンライン旅行会社は、フィリピンツアーの催行を急きょ取りやめ、重大突発事件対策システムを発動、フィリピン滞在中のツアー観光客を続々と帰国させている。
フィリピン政府は13日、「我々は、フィリピンに滞在する中国人の安全は必ず確保する」と中国政府に保証した。
安全面での考慮から、北京の旅行大手各社は軒並み、今後フィリピンに向け出発する予定だった全ツアーを暫定的に中止している。現在、携程旅行が取り扱うツアー客約100人が、パナイ島、ボラカイ島とセブ島などの観光地に滞在している。
これらのツアー客は、特に今回の事件の影響を受けることなく旅行を続けており、最も遅いグループで16日に帰国する予定という。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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