2014年9月15日、今月19日から10月4日まで韓国・仁川で開催される「第17回アジア競技大会」だが、観戦チケットの売り上げが低迷しており、主催の組織委員会は頭を痛めている。新華網が伝えた。

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大会組織委員会はこれまで韓流スターらを起用し大会の宣伝を行ってきた。特に多くの来訪を見込んでいる中国人観光客に対しては広報を強化。ただ各種キャンペーンやプロモーションを行ったものの、10日時点で観戦チケットは10分の1ほどしか売れていない状況だ。「韓流スター総動員」ともいえる開幕式さえ入場券の割引をしてなんとか事なきを得た次第。

調査によると、韓国では80％以上の人々がアジア大会に関心を持っていない。中国での関心はやや高いものの、それでも30％以上の人々が「アジア大会は見どころがない」と考えている。大会組織委員会のある役員は「韓国の国内事情のために、韓国政府の広報が不十分だった。参加国の熱意は高く、参加選手は1万人以上と今までの大会で最多となっている」と強調した。（翻訳・編集/YM）