日本のホテルで恐怖体験の台湾人女性、「部屋間違えた」の説明に違和感、警察に通報―台湾メディア

Record China    2024年10月17日(木) 12時0分

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日本を訪れた台湾人女性がホテルで恐怖の体験をしたことを明かした。

日本を訪れた台湾人女性がホテルで恐怖の体験をしたことを明かした。聯合新聞網や中天新聞網など複数の台湾メディアが14日付で伝えた。

報道によると、女性はフェイスブックのグループで当時の状況について説明した。一人旅をしていた女性は今月9日に滋賀県彦根のホテルに宿泊したが、午後10時ごろ、ノックもなく部屋のドアが突然開いた。女性は外のドアノブに「起こさないでください」の札もかけていたといい、「とても驚き、怖かった」と回想。ドア近くにスーツケースを置いていたためドアは半開きの状態で止まった。それでも、マスクをした相手の男性はさらに開けようと押してきたという。

女性は大声で英語を発して相手の男性を警告し、スマートフォンで撮影した。フロントに電話をかけようとしたが安宿だったためか部屋に電話はなかった。その後、騒ぎを聞いた日本人の宿泊客が出てきて相手の男性に事情を聞いたところ、男性は「自分はホテルの従業員で部屋を間違えた」と説明した。

女性は、部屋の鍵がカードキーではなく挿して回すアナログタイプであり、「起こさないでください」の札に気付かないのはおかしいと疑念を抱き、日本人宿泊客の助けを借りて警察に通報。5分ほど後に4人の警察官が現場にやってきた。従業員だという男性は警察官に「冷蔵庫を点検しようとした。(女性の部屋に)宿泊客がいるとは知らずに開けてしまった」と説明し、女性に謝罪の意思を示したという。

警察官は女性に謝罪を受け入れるかどうか尋ねたというが、女性は「それ以外に何ができるか、思いつかなかった」と、受け入れざるを得なかったことを明かした。

女性はその夜、荷物をドアの前に積み上げるようにして布団に入ったが、それでも「恐怖でなかなか寝付けなかった」という。女性は「私は過去に何度も日本に行ったことがあり、大小さまざまなホテルに泊まった。これまで日本はとても安全だと感じていた。だから部屋に戻っても寝る直前になるまでドアチェーンはしなかった」と説明。「誰かが突然部屋のドアを開けるなんて想像もしていなかった。本当に怖かった」とつづった。

女性は現場に来た警察官や、翻訳アプリでやり取りしている様子など計5枚の写真をフェイスブックにアップ。一人旅をする女性に向けて「部屋に戻ったらドアチェーンはしておいた方がいい」とアドバイスし、「日本は安全だと思っても完全には気を抜かない方がいい」と呼び掛けた。

この投稿に他のユーザーからは「怖すぎる。無事でよかったね」「私も6年前に日本のホテルで同じような状況に遭遇したことがある」「注意喚起ありがとう。女性はホテルを選ぶ時、できるだけ小さいホテルは避けた方がいいと思う」「私はいつもホテルの部屋のドアをふさぐ形で荷物を置き、ドアノブにコップを置くようにしている。誰かが開けようとしたらコップが落ちるから」「私も一人旅が好き。この前、携帯式のドアロックを買った」「いくら安全な国でも、悪事を働く人が全くいないわけじゃないからね」といったコメントが寄せられた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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