人民網日本語版 2024年10月13日(日) 14時30分
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遼寧省航空産業発展大会が10日、同省瀋陽市で開催され、複数のタイプの新エネルギー航空機が公開された。
遼寧省航空産業発展大会が10日、同省瀋陽市で開催され、複数のタイプの新エネルギー航空機が公開された。中国新聞社が伝えた。
瀋陽航空航天大学副学長で、遼寧通用航空研究院院長の張慶新(ジャン・チンシン)氏は展示された複数のタイプの新エネルギー航空機について、「これは世界初の同タイプ電動航空機で、新エネ航空機の空白を埋めた。当研究院が独自に開発した2人乗り電動航空機RX1E-Aの安全飛行時間は累計で1万時間を超えた」とした。
会場を取材したところ、遼寧省はさらに世界初の新エネ4人乗り水素エネルギー航空機RX4HEのプロトタイプを開発し、初飛行に成功させていた。同研究成果は「ダブル炭素」(CO2排出量ピークアウト・カーボンニュートラル)の目標達成に役立ち、世界のグリーン航空産業の発展に中国の知恵を共有することになる。
張氏は「新エネ航空機のシリーズ製品を開発中だ。現時点では陸上飛行機と水上飛行機があり、将来的にはさらにヘリも追加される。電動航空機と水素エネルギー航空機以外に、遼寧省はさらにハイブリッド航空機などその他のタイプの新エネ航空機を積極的に研究開発中で、将来的に初飛行を実現する計画だ」とした。
遼寧省の李楽成(リー・ラーチョン)省長は、「遼寧省は産業イノベーション能力を持続的に高め、先端化、スマート化、グリーン化発展水準を高め、低空経済(低空域飛行活動による経済形態)の育成と強化を図り、大型機産業の発展に取り組み、1000億元(約2兆円)クラスの航空設備産業クラスターの構築を急ぐ。今大会を通じて人々の知恵と力を結集し、航空産業の質の高い発展を共に推進することを期待する」とした。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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