韓国で日本旅行人気が一段落、代わって注目を集めている国は?=韓国ネット「夏に日本に行く人は勇者」

Record Korea    2024年9月25日(水) 17時0分

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24日、韓国メディア・韓国経済は「歴史的な円高などで日本旅行人気が続いてきたが一段落し、代わって東南アジアが注目されている」と伝えた。写真は仁川国際空港。

2024年9月24日、韓国メディア・韓国経済は「歴史的な円高などで日本旅行人気が続いてきたが一段落し、代わって東南アジアが注目されている」と伝えた。

日本政府観光局(JNTO)の集計によると、先月、日本を訪れた韓国人の数は前月比19.2%減の約61万2100人で、今年、最も少なかった。毎月300万人以上を記録していた訪日客数が先月は約293万3000人にとどまっており、韓国人の減少が影響したと分析されている。

日本は韓国から距離的に近くリピーター人気も高い。東京、大阪、福岡など大都市だけでなく、最近は松山、大分、静岡なども人気だという。業界は小都市旅行商品や直行便の増便などで集客に動いたが、訪日韓国人数はむしろ減少した。業界では、地震や台風などで個人旅行客需要が一時的に落ち込んだ影響だとみられている。

日本に代わって韓国人の人気を集めている旅行地は東南アジアだという。日本のように短距離で、最近は口コミでベトナム、ダナン、フーコック島、ニャチャンなどが評判となり、外国人観光客10人に4人が韓国人だという統計もあるという。特にダナンは韓国人観光客が多く今年上半期の訪問者数は82万人以上で、訪問外国人全体の41%以上を占めた。

韓国の旅行業界の先月の海外パッケージ旅行送出客数も、東南アジアが最も多い。ハナツアーは利用者約16万600人の41%(約6万5400人)が、モドゥツアーは約13万6300人の24%(約3万2300人)が東南アジアをパッケージツアーで訪れた。

9~10月も同様の状況が予想されている。秋夕(チュソク、旧盆)などの連休も東南アジア旅行の需要が高いという。ハナツアーの場合、秋夕期間の東南アジア需要は全体の45%で最も多く、日本(20%)の2倍以上となっている。

ただ、業界関係者は「フィリピン、ベトナムなど複数の国をまとめた東南アジアと違い、日本は単一国として最大の市場。自然災害への警戒心と長い猛暑で減少した需要は自然に回復するだろう」との見方を示している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「円・ウォン相場がウォン安になってきたのが原因でしょ」「真夏に日本に行く人は勇者だよ」「地震に台風、何よりも長い長い猛暑。自分は日本を選ばなかった。韓国より暑い」「自分は少しでも涼しい所にと思って北海道に行ってきたよ」「頼むから韓国人はもう日本に行くのをやめてくれ。韓国人が多すぎて、マナーのなってない迷惑な観光客が目立つ」「日本はたばこのポイ捨てがない。車がクラクションをやたらと鳴らさない。店員は客に親切。譲り合いの精神がある。日本に行くと反省することが多いよ。政府は『海外旅行なら日本へ』と推薦すべきだ」「日本旅行は真夏が閑散期。10~11月はまた増えると思う」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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