トイレの個室で隠しカメラ発見、学校側のコメントに「え?」と驚きの声―中国

Record China    2024年9月25日(水) 0時0分

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中国・江蘇省南京市にある河海大学のトイレで隠しカメラが発見された問題で、同行担当者の発言が物議を醸している。

中国・江蘇省南京市にある河海大学のトイレで隠しカメラが発見された問題で、同行担当者の発言が物議を醸している。中国メディアの大河報が23日に報じた。

報道によると、先日、あるネットユーザーが同校の図書館のトイレ内で隠しカメラを発見したとして、その一部始終を撮影した動画を投稿した。動画には個室内のごみ箱にカメラが仕掛けられている様子が映っていた。

事態が物議を醸したことを受け、大河報の記者が同校を取材したところ、校内の各部門をたらい回しにされた。「宣伝部に聞いてほしい」と言われて同校内の党委員会宣伝部に電話をして話を聞いたところ、担当者から「騒動については(校内の)保衛処(警備)が対応した。その後のことは知らない」との返答があった。

記者が「このことは警察に通報したのですか?」と尋ねると、担当者は「なんで通報する必要があるんだ?」と逆質問。記者が「(被害者の)プライバシーにかかわることですし、動画が流出するかもしれない」と説明するとイライラしたように「あんたは具体的な状況を知っているのか。知らないなら何を根拠にそんなことを言うんだ」などと詰め寄ってきた。

最終的に、記者が「これがこの学校の態度です」と話すと、録音されていることを察したのか担当者は電話を切った。

大河報は「トイレで隠しカメラ発見も大学側は通報の必要なしとの考え」と題してこのやり取りを報じており、ネットユーザーからは「え?警察に通報しないの?」「こんなことが起きても通報しないとは…」など学校の対応に驚きの声が上がったほか、「(宣伝部の担当者は)なんて横柄な態度なんだ」「学内のスキャンダルを取り上げるな、という意味だろう」「学生は学校に報告せず、直接警察に通報した方がいい」「多くの部門が責任のなすり合い。これが河海大学」といった批判的な声が書き込まれている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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