「中国に来て初めて自分たちが後れていることを知った」米フォードCEOが衝撃―香港メディア

Record China    2024年9月20日(金) 7時0分

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17日、香港メディア・香港01は、中国の電気自動車(EV)の発展状況を見た米自動車大手フォード・モーターのファーリー最高経営責任者(CEO)が衝撃を覚えたとする記事を掲載した。写真は米フォード。

2024年9月17日、香港メディア・香港01は、中国の電気自動車(EV)の発展状況を見た米自動車大手フォード・モーターのファーリー最高経営責任者(CEO)が衝撃を覚えたとする記事を掲載した。

記事は、ファーリー氏が昨年始めに新型コロナ感染収束後初めて中国を訪れ、長安汽車の純EVに試乗した際に深い印象を覚え「これは全然違う。彼らはわれわれをリードしている」とコメントしたことを紹介。その後ファーリー氏は複数回にわたり中国を訪問するとともに、中国製EVを米ミシガン州に輸送してフォード幹部や理事らに試乗体験させたと伝えた。

そして、中国を訪れたファーリー氏が「中国のEV企業は卓越した技術や低コストのサプライチェーン、素早いレスポンスによって世界の競争で一歩抜け出した。中国にやってきて初めてわれわれが後れていることを知った」と感嘆するとともに、中国製EVが光の速さで前進し、人工知能(AI)をはじめとする大量の新技術を採用しており、米国で同様の製品を見つけることができないと評価したほか、中国企業が効率の高い産業チェーンを通じて廉価で良質な製品を提供しており、海外で急速にシェアを伸ばしているとの見方を示したことを紹介している。

記事は、海外メディアが報じた内容として「中国の自動車メーカーはわずか数年で、それまで市場をリードしていた国外のライバルから大量の国内市場シェアを奪った。そして今、中国車は急速に欧州や中東などアジア地域に拡張している。一方、フォードやテスラがある米国はEVに未来を見出しているものの、高価で充電が不便といった理由によりEVの販売が鈍化しており、様子見ムードが日に日に顕著になっている」と伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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