一人っ子政策で“甘やかされた”中国の子どもたち、厳しい軍事キャンプで生まれ変わる―独紙

Record China    2014年9月11日(木) 19時36分

拡大

9日、独ディ・ヴェルト紙が7日、「中国で厳しいはずの軍事教練が“甘やかされた”若い世代に向き合っている」との記事を掲載した。写真は中国の子ども。

(1 / 2 枚)

2014年9月9日、環球網によると、独紙ディ・ヴェルトが7日、「中国の厳しい軍事訓練、“甘やかされた”若い世代に直面」との記事を掲載した。

その他の写真

中国の教育関係者の多くは、長年にわたって甘やかされ続けている「小皇帝」と呼ばれる子どもへの対応に頭を悩ませている。2013年、豪州のある研究グループが米誌サイエンスに発表した報告書では、計画出産政策(一人っ子政策)が子どもたちの生活力低下を招いていることが中国人が最も懸念する問題として挙げられている。

そうした中、5年前に北京市郊外に軍事訓練センターがオープンし、その後も同様の施設が全国に広がった。軍事訓練の目的は、甘やかされた無数の「小皇帝」の精神を鍛え上げ、決まりを守ることや団体行動、愛国心を身に付けさせることだという。

“入営”した子どもたちの中には訓練についていけず、家に帰りたいと泣き出す子もいるが、4週間のプログラムで多くのことを学んでいくという。軍服を着た指導員は「多くの問題は、子どもにではなく親にある」と話している。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携