韓国の20~49歳の男女の43%が「出産の意向なし」、その理由は?=韓国ネット「子育ては面倒」

Record Korea    2024年9月3日(火) 23時0分

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1日、韓国・デイリーアンは「韓国の20~49歳の男女の約4割に出産の意向がないことが分かった」と伝えた。写真はソウル。

2024年9月1日、韓国・デイリーアンは「韓国の20~49歳の男女の約4割に出産の意向がないことが分かった」と伝えた。

記事によると、韓半島未来研究院が先ごろ、全国の20~49歳の男女2000人を対象に結婚と出産に関するアンケート調査を実施した。未婚男女(1164人)のうち「結婚の意向がある」と答えた人は53.2%で、「結婚の意向はない」は27.4%、「分からない」が19.4%だった。

「結婚の意向はない」との回答は女性(34.6%)の方が男性(21.5%)より多かった。結婚を避ける理由に、男性は「経済的に不安だから」(20.1%)、女性は「1人で暮らすほうが幸せだと思うから」(17.6%)を挙げている。

「出産の意向がない」と答えた人は全体の42.6%に達し、女性(52.9%)が男性(33.1%)より多かった。年代別の内訳は40代が63.9%、30代が35.2%、20代が23.6%となっている。

女性が出産を望まない理由は、「子どもを生む必要性を感じないから」(13.9%)、「子育てをする経済的余裕がないから」(12.7%)、「子どもの教育に膨大な費用がかかるから」(10.7%)の順で多かった。男性は「雇用状態・職業が不安定だと感じているから」(17.9%)、「子育てをする経済的余裕がないから」(16.0%)、「子どもを生む必要性を感じないから」(10.5%)の順だった。

ただ、結婚の意向がない未婚男女544人のうち、「政府の政策と企業による支援が拡大すれば考えを変える可能性がある」と答えた人は38.6%に達した。一方、「政策や支援に関係なく非婚を固守する」という人は55.9%だったという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「住宅ローン、車のローン、保険料、公共料金、通信費、子どもの塾代…息をしているだけで大金が出ていく。1人でいた方が本当に楽かもしれない」「お金がなくて子どもを持てない人もいるだろうけど、子育てが面倒で産まない人の方が多いと思う。自分の好きに生きたくて結婚もしない世の中だからね」「出生率の低下を環境のせいにすべきではない。全ては利己的なマインドのせいだ」「これ以上、どんな支援を求めてるんだ?。金があれば楽に子育てできるというものでもないよ」「産みたい人は産むし、産みたくない人は産まないだけ。社会が強要や非難をしてはいけない」「あれこれ言い訳しても、結局はお気楽に生きていたいから社会のせい、国のせいにして結婚しないんでしょ」「今の時代、子どもを産むことは大きな冒険に感じられる」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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