2014年9月9日、中国の大手ポータルサイト・百度の掲示板に、「中国人の印象と異なる本当の日本」と題したスレッドが立ち、多くのコメントが寄せられている。

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スレッド主は、中国人が勘違いしている日本に関して、「日本の寿司は世界に名が知れているが、日本では贅沢な食べ物であり、頻繁に食べることはない。むしろ寿司よりカレーの方が食べる頻度が高い。さらに、中国人に対する日本人の見方を心配する人がいるが、日本に5回行った経験でいえば、中国人がちゃんとマナーさえ守れば、日本人も尊重してくれるのが現実だ。中国はいつになったら日本と肩を並べられるようになるのだろうか」と紹介した。これに対し、以下のコメントが投稿された。

「中国の体制が変わらない限り日本に追いつくことは永遠にできない」

「中国の憤青（※反日感情が顕著な若者）は日本のことになると過激な発言を繰り返すが、実際多くの日本人は政治に興味がなく、素養は中国人よりはるかに高い」

「確かに日本人は政治に関心がないようだ。私が日本にいたときは誰も日中関係について話す人はいなかったが、中国に帰ると親戚は日中関係のことばかり私に聞いてくる」

「日本には日本の良さがあり、中国には中国の良さがある。中国人だって勤勉で賢く素養の高い人間はいる」

「日本人の生活水準は我々より高い。確かに仕事はつらいが、福利厚生は整っており、生活も保障されている。安定は素養の向上につながる。中国人の素養も決して低くはないが、庶民の生活が安定していないため、素養の向上が発展に追いついていないのだ」

「日本人の素養が高いとの声が多く聞かれるが、日本のネット掲示板を見ても同じことが言えるのか？」

「中国にも素養が高い人間はいる。スレ主の書き込みは、日本に媚びを売っているようにしか思えない」（翻訳・編集/内山）