中国の避暑地60カ所が発表、山東省と貴州省に集中

人民網日本語版    2024年8月17日(土) 23時0分

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「2024年中国の『夏を涼しく過ごす避暑地』気象観光研究報告」が発表された。

猛暑が続く夏の日、暑さを避けるにはどこへ出かけたらいいだろうか。中国気象サービス協会は「新京報」の財経ブランド「貝殻財経」と共同で14日、「2024年中国の『夏を涼しく過ごす避暑地』気象観光研究報告」を発表した。それによると、避暑地60カ所の平均気温の中央値は23.25℃で、山地、森林、湖など7タイプの目的地が暑さしのぎには最適だという。

報告によると、地球温暖化を背景に、涼しさが夏の希少資源になりつつある。高温が続く中、人々は出かけたい気持ちが強まり、避暑旅行への意欲が高まる。年代を見ると、50歳以上のシニア層と30~49歳のミドル層が避暑の話題に最も注目する二つの層だ。

同報告の避暑地60カ所の地域分布を見ると、北方地域が38カ所に上り、緯度が最も高いのは黒竜江省伊春市伊美区にある錦繍山水公園で、ここは森林タイプの避暑になる。省別に見ると全国22省(区・市)をカバーし、山東省と貴州省に最も集中する。都市別に見ると、山東省の煙台市は5カ所で全国トップ。次は貴州省安順市、吉林省長春市、山東省青島市、陝西省渭南市で、それぞれ3カ所だった。

避暑地の地理と気候の特徴の違いに基づいて、同協会は60カ所を山、森林、田舎、沿海地域、湖、星空観賞、文化の7タイプに分けた。これら7タイプ60カ所の7~9月の気象指標の分類計算の結果によると、体感温度の平均は20.3~25.2℃で、森林地域が最も低く、沿海地域が最も高かった。これに対応して、相対湿度の平均は森林地域が最も低く59.9%だったのに対し、沿海地域は最も高く73.5%だった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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